「のぼりの効果」は、どのくらいあるのでしょうか。
実際、広告費としてのぼりに必要な分は、ごく少額です。
数千円という事もあります。
これだけで、どのくらいの効果を上げられるのか、みなさんは知っていますか?集客効果について考えてみます。
のぼりは、カラフルなうえに、風に揺られて動きが出ますから、とにかく目を引きます。
最近は、何秒かに1度ポスターが入れかわるという看板がありますが、あれも、動きをつけることでより目を引くことが目的です。
他にも、商品の棚に液晶画面を設置し、動画を流すことでアイキャッチしようとしているのも見かけますね。
このように「動き」が加わることで、人間は自然と「何の情報かを判別しよう」という気持ちになるのです。
動かないほうが文字は読みやすいのに、読みづらいからこそ読もうという気持ちになる、人間の心理をよくついた販促品の1つがのぼりなのです。
そして、安価であるという事は、常に新しいのぼりに変更して行けるという事です。
情報を伝えるものは、新しい内容であることはもちろん、それ自体が新しくある必要があります。
のぼりは、そういう意味でも、古ぼけて見慣れてしまう外看板よりずっと効果的なのです。
のぼりが伝える情報は、書かれた内容だけでしょうか?そうではありません。
のぼりには他にも、見る人に伝えていることがあるのです。
それは、「ここで何かが起きている」という事です。
のぼりを見た人は、最初に書かれた文字情報を得るのではありません。
見た瞬間に、「ここで何かが起きている!」という情報をキャッチするのです。
内容の確認は、その後です。
人は、「何か」というのもの正体を見極めようとします。
ですから、この「何かが起きている」信号を受けた以上、書かれた文字がなんであるかを確かめずにはいられなくなります。
看板などは、風景の一部として溶け込み、家の壁や屋根とほとんど同じ印象です。
看板だと判断しても、その内容を確認するかどうかは、人それぞれ場合によります。
ただのぼりの場合は、最初に伝わる情報がミステリーなので、どうしても内容を確認したくなってしまうというわけです。
だからこそ、あの安さと手軽さで、大きな効果を生み出すという事なのだと思います。
旅先で、お土産を見ようと思った時、そこに幟があるかないかでは、店が訴えてくるものが違います。
これは、文字の効果ではなく、存在そのものが持つ、ミステリー効果なのです。